水平思考クイズ

この前の日曜日、1月31日は長男の13回目の誕生日でした。
中学1年生となり、とかく親の言うことに口を挿むようになってきました。
今まで言われるままに飲んでいた漢方薬も、「なぜ飲むの？」「効いていないじゃん」と素直には受け入れてくれません。
私たち、親の指示の理由を考えるということは悪いことでは無いと思うのですが、「家のルール」「伝統」などのほか、「私の思い入れ」などとしか理由を説明できない場合もあります。
そんな時、親は自分の考え方を面倒がらずに説明して、納得の上で行動してもらうようにしないといけないのでしょうね。
分かってはいても、なかなか大変です。

さて、誕生日には、今年に入って長男から聞いた「水平思考クイズ」の本をプレゼントしました。
「水平思考」とは、問題解決のために、既成の概念や理論にとらわれずに、与えられた状況を意外な角度から創造的に見る考え方、とのこと。
対して「垂直思考」は、データや事実など、枠の中で考えて、問題を解決していくことだそうです。

確かに現代は「垂直思考」を重要視する傾向がありますが、リアルな世界では「水平思考」が大事であることは、生きていくうえで実感する方が多いのではないでしょうか。

「水平思考クイズ」では、「ウミガメのスープ」の問題が本の題名にもなっています。
「ある男性が海沿いのレストランを訪れ、「ウミガメのスープ」を注文。それを飲んだ男性は、店員に「これは本当にウミガメのスープですか？」と尋ねました。
「はい」という返事を聞いたその男は、その夜に自殺をしました。なぜ男は自殺したのでしょうか？」
という問題です。
もちろんすぐに答えは分からないので、出題者に質問をしていき、答えを導き出します。
私は頭が固くて「水平思考」が出来ていないなあと反省しきりですが、このような頭の使い方もたまには良いですね。