新型コロナウイルス対応の考え方

time 2021/03/16

少し前の話になりますが、PRESIDENT onlineに「現役医師が断言｢緩い日本のコロナ対策はむしろ多くの命を救った｣」という記事が載っていました。
かなり楽観論ですが、それでも元気が出る記事はどんどん読んだ方が良いように思います。

正直、対策が有効だったかどうか、比較対象が無い以上、判断は出来ないと思います。
大きな目で見れば、死者や感染者数だけでなく、自殺者や生活困窮者、他の疾病で苦しむことになった方の数なども総合的に考えて、正解だったかどうかは分かりません。
台湾などは封じ込めに成功しているように見えますが、今後ずっと同じような体制は無理があるような気もします。

上記紹介したコラムも一つの見解ですべて正しいとは言えません。
しかし文中にある「リアルな生活は人を守る」「変わらない日常が心身を守る」という考え方は同感です。
しっかりと食事をして外に出て運動し、楽しい時間を過ごすことこそ、健康養生の基本です。
今回は医療状況の切迫があったため、様々な制限は致し方なかった部分もありますが、そこまで人々の生活を圧迫しなかったことが功を奏したところはあったように感じます。
もちろんリスクがあまりに大きい、大人数での室内会食等はまだしばらく慎むべきなのでしょうが、「良い塩梅」を探り、少しずつ平常が戻ってくると良いですね。