2024/04/19
先日、健康長寿育成プロジェクト会議がZOOMで行われました。
プロジェクト内で健康寿命を延ばすために、中医学が出来ることはないか、日々考えています。
その中で今回は「脾」を取り上げ、講義をして頂きました。
「脾」とはすなわち消化吸収系のこと。
消化吸収を担う胃腸を良い状態に保つことは、カラダづくりの上で必須であり、健康長寿のために避けて通ることは出来ません。
最近はサプリで栄養物質を取れば良いという考えがありますが、私は「生きた」食べ物を摂るべきと考えています。
今回の講義も食養生の話が多くなり、正直何度も聞いた内容ですが、それほど大事であるということでしょう。
最近は逆流性食道炎、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群など、胃腸系の疾患が増えています。
これらの病気は当然「脾」を良い状態とすることで症状の改善が見込めます。
そればかりか、「脾」のケアによって、アレルギー疾患、高脂血症などの病気の改善も期待できます。
今回の講義の内容をもとに、今年はプロジェクトで「脾」の小冊子を作成予定です。
胃腸が弱い方だけでなく、健康長寿を目指す皆様に読んで頂きたいと思っていますので、乞うご期待下さい。