2024/04/16
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第732号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第732号 2022/12/7)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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12月になって急に寒くなってきました。冷え対策は、まず食べること。間食
は控え、温かいごはんを美味しく頂きましょう。とはいえ、芯から冷えてい
る場合は、漢方薬の服用も考えたいところ。冷え対策は漢方の得意分野です。
上手に活用して寒い冬を快適に過ごしましょう。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
よろず漢方薬局HPはこちら↓
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○第732号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★感情が高ぶりやすい★
感情が高ぶりやすいタイプの方は、「熱(火)」が体にあることはまず間違
いありません。若くエネルギッシュで、飲んだり食べたりが大好き、と言う
方は「痰火」が原因の可能性が大。不要な「熱」と水分によって、興奮状態
となります。
一方で、主に中年以降でのどが乾きやすく、ブレーキが効かずに感情が突如
高ぶる場合は、「心腎陰虚」で「虚火」が生じていると思われます。これは
「心腎」の「陰」分すなわち潤い冷ます成分の不足から、抑えが効かずに気
持ちが持ち上がってしまった状態です。
どちらも「熱」がありますので、暑がりであったり、ほてりやすかったりし
ます。不眠にもなりやすい傾向にあり、体のバランスとしては決して良いわ
けではありません。
このように性格から体質を推定し、バランス改善の対策を取ることは病気の
予防にもつながります。ご自身だけでなく、家族に感情が高ぶりやすい方が
いらっしゃれば、漢方での体質改善をご検討ください。
…次号は「ため息をつくとスッキリする」について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…みんなで中医学を学ぼう!‐病因-41
「気滞」は「気」の流れが停滞した状態です。原因は考えすぎたり怒りすぎ
たりなどストレスが絡んでいることが多いとされます。
主な症状は、胸や脇の張りや痛み、イライラなど情緒の異常、オナラやゲッ
プなど。どの症状も、良くなったり悪くなったり、発症部位が動くなどする
のが特徴です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●営業予定について●
年末年始は12/30(金)~1/3(火)をお休みとさせて頂きます。
また、来年1/14(土)は会議出席のため、13時までの営業とさせて頂く予定
です。
ご不便おかけいたしますが、ご了解ください。
通常営業時間は10時から19時、定休日は日曜日および月曜日です。
●来年のカレンダーを差し上げています●
毎年好評の中医健康カレンダー。来年の表紙は「腎」について。いつもどお
り中医学の役立つ知識や薬膳料理も掲載されていますよ。無料です。
またパンダの卓上カレンダーも入荷しています。ご希望の方はお早めにご来
店ください!
●10/30イベントの動画が視聴できます!●
10/30(日)に行われた久保ひとみさんゲストの「漢方3姉妹が教えます!
漢方養生で身体も心も美しく」。とても楽しいトークとなりました。
見逃してしまった方は、ぜひこちらYouTubeをご覧ください。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「生薬として使われる優れた食品たち(3)」
(11/17更新)
※コラムは月に一度、第3木曜日の更新です。
★ブログ
「よろずだより第172号」
「子宝相談のぼり」
「祝!成人」
「三島中医学勉強会にて冷えの勉強」
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[編集後記]
サッカーW杯、日本は敗退してしまいましたが、熱戦はもうしばらく続きます。
世界中の人々がスポーツを介して交流する、平和を実感出来るイベントとなっ
ていますよね。いつの日か現地で観戦してみたいなあ、と思います。次回は、
北中米開催とのことで、その次ぐらいでしょうか。その時はもっと平和な世界
になっていることを願っています。
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