2024/05/03
黒尾誠先生の著書「腎臓が寿命を決める」が話題となっているようです。
数年前から腎臓が老化と関係するというテーマでNHKが放映するなど、最近は腎臓が注目されてきています。
黒尾先生は東大医学部卒業で、アメリカで研究後、現在は現在自治医科大学の教授とのこと。
腎臓とリンの関係から老化の仕組みを解明する研究を続けていらっしゃるとのことです。
このような著名な先生が発信すると影響力が違いますね。
医師の間でもあまり知られていない、と言うべきか、老化や予防に携わる医師が日本にほとんどいない現状、健康寿命を延ばすために、腎臓を守ることがいかに大切か、もっと啓蒙を進めていくべきとも思います。
書籍は私もまだすべて読み切れてはいないのですが、「リンの摂りすぎに気をつけよう」という点が強調されています。
リンはお肉や小魚、乳製品に多く組まれていますが、それらは必要なたんぱく源でもあるため、加工食品、添加物を減らすことが重要とのこと。
私も同感です。
書籍は待合コーナーに置いておきますので、気になる方は読んでみて下さいね。
ちなみに最初の方の章はやや専門的な感じであるため、時間が無い方は、最初に「はじめに」を読んで、その後第4章あたりから読んでも良いかもしれませんよ。