2024/05/03
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第157号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第157号 2011/9/7)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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台風がようやく通り過ぎ、晴れ間が見える日が増えてきました。心なしか湿
度も気温も下がり、過ごしやすくなった気がします。夏の疲れがこの時期に
出る方も多いのですが、良い天気の日には外に出て体を動かすことが出来る
といいですね。
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○第157号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★気温差に弱い★
もともと生物は急激な環境変化に対して弱い側面があります。人間も例外で
はなく、現在の地球環境に適応して進化してきた訳ですから、そこから外れ
るような非常に大きな変化にはなかなか順応できません。
とはいえ多少の変化に対しては体も防御を行うことが出来るようになってい
ます。しかしながら体質の弱い方は、対応力が不足しているため、体に不調
をきたすことになってしまいます。
また現代社会にはクーラーや暖房があり、自然界では考えられないような温
度変化を経験します。適応力に優れている方は大丈夫かもしれませんが、前
述のように普通の気温変化にも弱い方は、耐えることは非常に難しいでしょ
う。かといって仕事などで気温変化を避けることが困難な方は、漢方的な対
処法で対応力を高める工夫をしてみてはいかがでしょうか。
…次号は「気温差に弱い」症状についてさらに詳しく説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”逍遥散(しょうようさん)”のお話
逍遥散は理気剤の代表処方の一つです。主薬は柴胡であり、薄荷、当帰、白
芍、白朮、茯苓、甘草、生姜が含まれ、胃腸にも優しく、「血」を補うこと
も出来る内容となっています。
簡単にいえば、リラックスのために使用される漢方薬であり、具体的には更
年期障害、月経前症候群、イライラなどに用います。精神安定のためには
「血」の充実も重要な要素であるため、「補血」の作用を持つ生薬が配合さ
れているのです。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●9月の営業時間変更日のお知らせ●
大変恐れ入りますが、来週9月14日(水)は18時30分までの営業とさせて頂
きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「高血圧の漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item001035.php
★ブログ
「富士中央公園でのイベント」
「3周年!」
「よろずつかみ取り」
「富士マリンプール」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
女子も男子もサッカーの大会で盛り上がっていますね。今回が予選で、勝ち
残れば本戦出場ですから、楽しみが増えるわけです。選手にとっても見てい
る側にとっても、得るものと失うものの差が大きいので、ある意味本戦より
力が入る気がするのですがいかがでしょうか。
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