皮膚病の講義

日曜日に皮膚病の講義を受けるために、東京に行ってきました。
西洋医学的見地から日本歯科大学病院医科部門皮膚学教授山口先生の話、なんと年間で100万人も来院するという雲南中医学院第一附属病院の葉先生からは漢方理論の話、そして鳥取で活躍されている皮膚病の経験が豊富な乾先生の話と盛りだくさんの内容でした。

皮膚病はやはり西洋医学的な治療で症状を抑えることが基本にはなりますが、あまりに長期間続く場合には副作用の懸念もあり、漢方の活用を考えていくべきと思います。
根本解決のためには生活や食事のことも踏まえての対策が必要ですし、そのためにはゆっくりと相談できる漢方薬局は適していると考えます。
山口先生の話によると、皮膚科の先生で漢方を活用している先生はとても少ないそうです。
皮膚科分野でも、もっと漢方の利点が広まればよいなあと思った次第です。