2026/01/13
昨年の話になってしまいますが、季刊誌の中医臨床が届きました。
183号です。
今回の特集は「がん」について。
最初に、がん縮小の効果が証明されている漢方薬はありません。
しかしながら、実際に漢方を服用して医師が驚くほどの回復を見せた患者さんは多数いらっしゃいます。
それであってもこのような結果をサイエンスの観点から証明することはとても難しいのが現実なのです。
とは言え、困っているお客様になんとか手を差し伸べるのが医療者の務めであると思います。
たとえ治る可能性が低くても、可能性がゼロでなければ、それにかけてみたいと考えるのが人間です。
私の印象としては、精神的なケアや腹水・胸水・むくみなど辛い症状、化学療法の副作用の対策などに漢方薬が有用な場面はたくさんあります。
今回の特集では、その辺りも含めての様々な知見が書かれていて、とても参考になりました。
なお、効果のエビデンスが無いので当然ですが、「がんに効く!」と謳うことは認められている漢方薬やサプリはありません。
様々な情報が簡単に手に入る昨今、ビジネスが色濃いものには気をつけるようにしましょう。
