子供と漢方.jpg今回は、私の子供(現在7歳と4歳)が飲んでいる漢方薬、または飲むことが多い漢方薬をご紹介したいと思います。
ちなみに私の子供たちは1歳ごろから漢方薬を服用していました。漢方薬局の先生は、自分の子供に漢方を積極的に使うようで、私の知り合いの先生は生後3か月過ぎから服用をさせていたそうです。
ということで環境がかなり特殊なので、参考になるかどうかは少し疑問な部分もあります。しかし、自分の子供が実験台では無いですが、いろいろと考えた上で服用させているお薬なので、皆様に子供への漢方薬の使用を信用してもらえる一つのきっかけになるのではないかと感じます。
衛益顆粒
これは子供たちが2歳ぐらいの頃から、朝1包づつですが服用させています。下の子は1歳のころから服用させていたような気もします。
服用させている理由は”衛気”を高めることは、風邪を引きにくくし、アレルギー体質の対策にもなるためです。また、胃腸をケアする目的もあります。
甘くてお気に入りなようで、二人とも毎日喜んで飲んでいます。水も必要ないようですよ。
杞菊地黄丸
いつ頃から服用していたか、あまり覚えていませんが、長女が3歳の時は飲んでいました。
こちらは毎晩夜、1粒を私を含めて3人で分けて服用しています。
“腎”の力を高めることは成長を助け、丈夫な体作りにつながるため服用をさせています。
これも大好きで3つに分けて与える時も「大きいのがいい!」とケンカになるぐらいです。もちろん水なしでキャラメルのように飲んでいます。
五行草茶
長女が尿路感染症のような頻尿があり、咳も良く出るため、毎日ではありませんが服用させています。
“水湿”を除く作用とともに、また”抗菌”作用もあるため、使い勝手の良い漢方薬です。とびひや皮膚病の時にも使った事があるように記憶しています。
1歳ぐらいの時には「おいもの味がする!」と喜んで飲んでいたのですが、最近は好んでは飲まなくなってしまいました。今は上の子はそのまま口に含み、水やお茶と一緒に飲み込んでいます。下の子は少量のお水に溶かして飲んでいます。
天津感冒片風邪薬の定番で、喉の痛みを訴えた時には服用させていますが、こちらは特に糖衣錠でなくなってからは人気がなく、上の子はまだしも、下の子は飲んでくれないこともあります。
板藍茶
風邪予防の際や、喉の痛みがある時に服用させています。
最近は五行草茶より、こちらの方が飲みやすいようで、口に含んで難なくお水で飲みほしています。
晶三仙
旅館での食事の前や、食べ過ぎてしまいそうな時に食前に服用させています。
消化を助ける作用があるので、消化器系が未発達の子供には実は重宝するお薬だと思います。
特に長男が大好きな薬で、何包でもねだってきます。少し酸っぱいのですけどね。
もちろんお水なしで服用しています。
セ・サージ
外用薬ですが、特に長女には無くてはならないクリームです。肌の乾燥や、痒みなどを訴える時に、セ・サージクリームを付けると落ち着くようです。
その他、ハトムギ錠(イボ対策)、越婢加朮湯(花粉症対策)、瑞花露ローションやクリーム(皮膚荒れ対策)などを使った事があります。
いかがでしたでしょうか。子供にも漢方を活用して、元気に毎日を過ごしてもらいたいものですね。また、将来も病気なくスクスクと育つための手助けが出来ると思いますよ。