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2009年01月22日 投稿

不妊の漢方周期療法(1)

    

不妊 漢方 周期療法.jpg数年前から注目されている不妊に対する漢方の治療方法の一つに「周期療法」があります。「周期療法」は漢方の本場、中国で考案された方法であり、西洋医学と中医学(中国漢方)の考え方の両方の良い部分を取り入れて治療に生かしていこうという「中西医結合」の潮流から生み出された、新しい漢方の服用方法の一つです。

「周期療法」は、その名のとおり、女性の周期に合わせて漢方薬を飲み替えていくという方法を取ります。女性であれば生理周期によって体調が変わるということを実感できると思いますが、その時々に合わせて薬を変えることによって、より的確に体に働きかけることが出来ると考えるのは自然なことではないでしょうか。実際に中国では素晴らしい結果が出ていたため、日本でも注目され、この方法を取り入れる漢方の先生が増えてきました。まだ新しい考え方であり、論文などで認められるまでには至っていない点が残念ですが、不妊の方が知っておいて損はない理論であると思います。もちろん西洋医学的不妊治療との併用も可能です。

さて「周期療法」の基本をまず理解しましょう。女性の生理周期には「低温期」と「高温期」があります。この2つの期間にプラスして「生理期」「排卵期」と合わせ、1周期を4つの期間に分けます。そしてそれぞれの期間に重視すべき以下の漢方理論をもとに、その方の体質に合わせて服用する漢方薬を決定するのです。

★ 生理期...この時期には「理気活血(りきかっけつ)」と言って、血行を良くして、気の巡りを改善する漢方薬を主に服用します。

★ 低温期...この時期には「補陰(ほいん)」と言って、中医学でいう「陰」を補う漢方薬を主に使用します。

★ 排卵期...生理期と同様に「理気活血」を中心に考えます。

★ 高温期...「補陽(ほよう)」と言って、中医学でいう「陽」を補う漢方薬を中心に服用します。


なお漢方的判断により、「周期療法」が適さない方もいらっしゃいます。まずは、ある程度体質改善のための治療を行ってからでないと、効果が出ない場合があるのです。
簡単な目安としては、体調は全く問題がない、病院の検査でも不妊の原因が分からないのに子供が授からない、という方は「周期療法」をすぐにでも試してみると良いと思います。逆に体調が悪いことを実感している方は、体に何らかのアンバランスがあると思われ、その場合にはまずある程度そのバランスの崩れを治してから「周期療法」を検討します。
ただし年齢的な問題、無排卵などがある時は「周期療法」を早めに行った方が良いと考えられる場合もあります。よく専門家と相談してから服用を決められると良いでしょう。

なお「周期療法」が適当かどうか気になる方は下記の「3分簡単漢方相談」もご利用ください。
3分簡単漢方相談

次回は、もう少し詳しく周期療法で使われる漢方薬をご紹介します。

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