不妊相談は裾野市三島市御殿場市のよろず漢方薬局
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2014年06月12日 投稿

膀胱炎

    

膀胱炎漢方.jpg膀胱炎は女性に多い疾患で、頻尿、排尿痛、残尿感、尿の濁りなどが症状として発生します。病院で診断されなくとも、このような症状が数日間続いたことがある女性も多いのではないでしょうか。膀胱炎は性生活が盛んな若い女性と、閉経前後の女性に起こりやすいとされます。原因は細菌感染であり、トイレでの洗浄不足、性生活の他、おしっこを我慢することに依って膀胱の筋が伸びた状態となることなどが要因になるとされていますが、免疫力の低下などいくつかの理由が重なって起きる病気と考えられますので、「清潔にしなければ」「トイレは早めに行かなければ」とあまり過敏に考え過ぎる必要はないと思います。

一般的には急性単純性膀胱炎と言われる一過性の膀胱炎が多いため、病院に行くと、もっとも原因菌として多いとされる大腸菌に効く抗生物質が処方されます。数日服用すると軽快するケースが多いのですが、慢性的な膀胱炎はそうはいきません。他に疾患があり、その疾患が原因で膀胱炎が起きている場合には、当然ながら元の疾患の治療を優先すべきです。
また間質性膀胱炎と言う病気も増えているそうです。慢性進行性の炎症疾患であり、原因は不明、頻尿と尿意切迫感が主症状とされます。20-60代の女性に多くみられ、おしっこがたまってくると膀胱部が痛むという特徴もあります。

排尿がスムーズに進まないという状態は日常生活で大きなストレスとなります。また膀胱炎は繰り返しやすい病気であるため、一度治ったと思っていても再発しやすい厄介な面を持っています。そして周囲に相談しにくい症状であるために、少しの間我慢してやり過ごしている方もいらっしゃるでしょう。
このような疾患こそ漢方が得意とします。病院のお薬だけでは根本的な解決にはなりませんし、体に負担をかけてしまうことも考えられます。ぜひ漢方での対処を考えてみましょう。

さて漢方的に膀胱炎を考えると、「熱」と「湿」の存在を基本的に疑います。そして急性的な膀胱炎には「湿」「熱」を取り除き、抗菌作用もあるとされる「五行草」がおススメです。「ちょっとおかしいな」という時に早めに飲めば膀胱炎も怖くありません。即効性も期待できます。
また、間質性膀胱炎の場合には「五行草」に加え、中医学で云う「肝」の問題も疑われるため、「瀉火利湿顆粒(竜胆瀉肝湯))」も候補となるでしょう。さらには免疫不足が考えられる場合には「参苓白朮散」などの「気」を補う薬、中医学で云う「腎」の不調もあるケースでは「牛車腎気丸」などの使用も考えられます。

そのうえで水はけを良くする緑豆や小豆などを食べ、水分を多く摂って尿量を増やして尿路をキレイにする、刺激物を摂りすぎない、リラックスに心掛けるなどの生活面の改善もしていきましょう。
そうすれば段々と膀胱炎症状は起こりにくくなっていくことと思います。

尿の問題は話しづらい部分もあるかもしれませんが、最初に少しの勇気を出して漢方薬局で相談が出来れば、何度も繰り返し悩まされていた膀胱炎から解放され、憂鬱な気分は解消します。ぜひ一度お試しになってみて下さいね。

(参考図書;今日の治療指針(医学書院))

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