ペットと肥満.jpgペットの肥満が増えています。飼い主の生活習慣に合わせて飼っていると、どうしても散歩が不足したり、狭いケージに入るケースが増えて運動不足になっていることが第一の原因でしょう。また同様の理由によるストレスの増加も、その一因となっているように思います。肥満の対処としては、運動をさせて食事を控える、ということが第一であるとは分かっていても、ついつい食べさせ過ぎてしまうのは普通の親心。しかし肥満は血管系の病気の原因や、関節痛や腰痛とも関係します。大切な自分のペットのことを長い目でみて考え、肥満を予防しましょう。
さて漢方薬として使われている「三爽茶(さんそうちゃ)」や「晶三仙(しょうさんせん)」は人間のダイエットだけでなく、ワンちゃんやネコちゃんにも応用できます。あまりにも食欲過剰で、食べ過ぎると下す、というようなタイプには「晶三仙」を与えてみてはいかがでしょう。消化を助けて、脂肪が蓄積することを防ぐ効果を期待できます。またむくみがちであったりストレスが多いようなタイプには「三爽茶」でリフレッシュしながら余分な水分を排泄する効果を期待しましょう。
なお場合によっては全身状態を考えて漢方の服用を検討すべき場合もあります。よく専門家と相談してから服用を始めましょう。
人間のメタボと同様に、ペットのメタボも不健康の証です。早めの対策で大病を予防しましょう!