2024/04/19
本日配信されました、よろず漢方薬局メールマガジン第43号です。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第43号 2009/6/17)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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いよいよ梅雨が始まりました。今年の梅雨は7月が本番のようですが、湿度は
既に高くなっており、空気の質は変わってきています。お刺身、アイスクリ
ーム、生クリームなど、”湿”を貯めやすい食事には気をつけましょう。
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○第43号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★味が分からない★
人間が生きていく上で一番の楽しみは「食事」ではないでしょうか。異論が
ある方もいらっしゃるでしょうが、理屈抜きで純粋に考えた場合に「食」の
充実に関する優先順位が高い事は間違いないと思います。
「食」は見て楽しみ、臭いで楽しみ、食感で楽しみと、五感をフル活用して
楽しむものですが、やはりもっとも大切なのは舌で感じる「味」だと思いま
す。その「味」が分からないとなると、「食」の楽しみも半減、いやほぼゼ
ロになってしまうと言っても過言ではありません。突如生じる味覚障害は、
生きていく上での大きな楽しみが減ると言う事となり、かなりのストレスに
なります。
西洋医学で味覚障害を考えた場合、薬の副作用や神経障害、口内炎などの炎
症によるものなどと、理由が分かる場合もありますが、どれだけ調べても問
題のない原因不明のケースも多くあります。直接命にかかわる症状ではあり
ませんので、研究も進んでいないのかも知れません。
一般的には亜鉛不足で症状が発生しているケースが多いとされ、原因不明の
場合はとりあえず亜鉛剤を服用するように勧められるそうです。
さて中医学で患者さんが「味が分からない」と訴える時に、まず最初に考え
るのは、やはり「脾」の問題です。「脾」とは胃腸のこと。「脾」のバラン
スの崩れが味覚障害を起こしている可能性が高く、西洋医学的治療で改善が
見られなかった場合には中医学でみた「脾」の治療を行ってみると良いでし
ょう。
…次号は「味がわからない」症状についてのさらに詳細な説明です。
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[ミニ中医学知識]…”火邪”のお話
今回は体に影響を及ぼす「邪気」の一つ「火邪(かじゃ)」についてのお
話です。
「火邪」は以前説明いたしました「暑邪」と似た性質を持ちます。また「熱
邪」とも呼ばれます。
「火邪」の特徴としては
●熱の性質を持つ
●炎上性、上昇性がある
●けいれん、出血、発疹などを起こしやすい
などが挙げられます。
よって「火邪」が体内に侵入すると、発熱、発汗、頭痛、鼻血などの症状が
起きやすくなるとされます。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
昨日まで行っていましたポイント2倍プレゼントに際し、多数の方にご来店頂
きまして、誠にありがとうございました。
このようなキャンペーンは今後も不定期に行って参りますので、どうぞ皆さ
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「体が痒い!皮膚掻痒症と漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/hifubyo/item000315.php
「慢性前立腺炎と漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000319.php
★ブログ
「第36回とうかい号出航!」
「ペットの抗ガン剤」
「新型インフルエンザ フェーズ6に」
「今月のよろずだより第10号」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
静岡県の知事選挙が7月5日(日)にあります。候補者の一人は私が卒業した
高校の先輩にあたるので、無条件に応援したい気もしますが、マニフェスト
などをよく吟味した上で一票を投じたいと思っています。
知事選は地域の発展にも関わる大切な意味合いを持ちますので、皆さんもぜ
ひ投票に行きましょうね!
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