2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第226号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン（第226号 2013/1/30)
＝症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ＝
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早くも明日で1月も終わり。来週月曜日の2月4日は立春となります。毎年お伝
えしていますが、まだ寒い時期と言えども、春の養生を意識し始めるべき時が
近づいています。特に花粉症の予防は今すぐにでも始めていきましょう。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
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○第226号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★頭がくさい★
頭がくさい原因としては、体に余分な水分と熱がたまっている可能性が強く
疑われます。「湿熱」と呼ばれますが、この体質があると脂性のような状況
となり、臭いが発生しやすくなると考えます。
基本的に体の上部には”熱”が上がりやすいとされます。たとえば、のぼせ
であったり、頭に血が上ったりなどもそうですが、その”熱”がこもった状
態が体質として慢性化すると、頭皮中心にくさい臭いが出てくることがある
のです。このようなケースではふけを伴うこともあるでしょう。
よって頭の臭いが気になる方は、「湿熱」を除去するための漢方を考えてみ
ましょう。「竜胆瀉肝湯（りゅうたんしゃかんとう）」「茵ちん五苓散（い
んちんごれいさん）」などの処方が代表的です。気になっている方は、専門
店で相談の上に服用をしてみて下さいね。
…次号は「気持ち悪くなりやすい」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医薬用語解説”瘀血（おけつ）”
環境によって表示されない文字であるため、ひらがなで「お血」と書かせて
頂きますが、最近雑誌等で見る機会も多くなってきた、血液ドロドロ状態を
表す中医学の用語です。
ちなみに血液の流れが悪いという意味だけでなく、血管が硬くなるなど、血
の運行に障害を及ぼす因子も「お血」に含めて考えます。
「お血」に対処する生薬は「活血薬」と呼ばれ、丹参、紅花などがあり、
処方としては「冠元顆粒（かんげんかりゅう）」が有名です。活血の力に優
れた画期的な漢方薬です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●店内の書籍は貸出致します●
店内にある、漢方の書籍については無料で貸し出しを行っています。どうぞ
お気軽にお申し付けください。
ぜひ漢方の勉強をしてみ下さいね。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「お血と不妊」
http://yorozukanpo.com/contents/funin/item001455.php
★ブログ
「シンシンの白衣姿」
「西に台所は作らない方がいいというはなし」
「チャイナビュー170号」
「三島中医学勉強会」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
今年のインフルエンザはＡ型が流行しているようですね。私の長女は3週間ほ
ど前に罹ってしまったのですが、熱はそれほど高くなかったものの、吐き気
が強いようでした。本当に辛そうにしていたのは2日間ほどでしたね。
ちなみに私はつきっきりで看病し、一緒に寝ていましたが、鼻水が出た程度
で済みました。漢方薬をたくさん飲みましたけどね。
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