2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第110号」です。
よろしければご覧ください。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
よろず漢方薬局メールマガジン(第110号 2010/10/06)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
10月に入り、さすがに秋の気配が感じられるようになりました。中医学で秋
は乾燥の季節。そして”肺”と”鼻”の病気が悪化しやすい時期とされます。
よって呼吸器系(特に喘息)や鼻に持病がある方は注意しなければなりませ
ん。このようなことを頭に入れておくだけでも役立つとがあると思いますよ。
==================================
より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
よろず漢方薬局HPはこちら↓
==================================
○第110号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
——————————————————————–
[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★ノドが弱い★
ノドが弱い方が行うべき根本的対策は「粘膜を強化する」ことです。いわゆ
るバリア力が弱いために、すぐに粘膜が傷んでしまうのです。
そもそも、私たちの周りにはウイルスや細菌など微生物がウヨウヨいますか
ら、そういった生物から身を守るべき力が備わっています。西洋医学で言う
「免疫」ですが、この力が弱いためにノドがすぐに外敵にダメージを与えら
れて、痛みとなってしまいます。
よってバリア力を強化するために「衛益顆粒」のような体を守る力を強化す
るとされる漢方薬を服用します。
しかしこのような対策は、解決までにやや時間がかかります。しかし外敵か
らの攻撃はどんどん続きますから、どうしても負けてしまう場面が多くなり、
そうなると修復に時間を取られてしまいます。
よって、ノドが傷み始めた時にすぐに「天津感冒片」などを利用して、ノド
にいる悪者を早めに退治することが肝心です。それが出来れば、ノドの粘膜
の強化も進みやすいでしょう。
ノドが痛いと食事も美味しくなくなるなど、様々な不都合が生じます。漢方
薬を使って、いつでも強く心地よいノドを作り上げましょう。
…次号は「太れない」症状について説明をいたします。
——————————————————————–
[ミニ中医学知識]…”小青竜湯(しょうせいりゅうとう)”のお話
「小青竜湯」は花粉症の治療で良く使われるため、ご存じの方も多いでしょ
う。麻黄、桂枝、細辛、乾姜、半夏、白芍、五味子、甘草から成る処方です。
この処方も主薬は麻黄ですが、”痰”を除く半夏が入っているのがポイント
です。よって、去痰剤に分類されることもあります。
「小青竜湯」は鼻水や痰、咳の症状に使用されます。温めるお薬ですから、
冷えすと悪化するような上記症状には向きますが、熱が高い場合や非常に暑
がりの方には向いていないと考えて良いでしょう。
——————————————————————–
[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●クリームなどのサンプル進呈中です●
空気が乾燥をし始め、スキンケアが大事な時期になってきました。漢方の成
分が配合された各種クリームやローションの試供品を用意しています。
使ってみるとその良さが分かると思います。女性だけでなく、お子様や年配
の方まで、肌トラブルが起こりやすい方はどうぞお試しになってみて下さい
ね。
——————————————————————-
[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「ピックアップ障害による不妊と漢方的対処」
http://yorozukanpo.com/contents/funin/item000751.php
★ブログ
「不妊体外受精を最初に行った医師にノーベル賞」
「赤ちゃんを授かりたいと考える方へ」
「不妊の治療を考えている方へ」
「絵本で漢方を学ぼう!」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
——————————————————————–
[編集後記]
10月10日に私が所属する裾野青年会議所の40周年の記念イベントがあり、東
国原知事が講演をされます。私はその時に司会を務めることになりました。
司会と言ってもそれほどすることは無いので、知事のそばで話を聞けること
はラッキーと思っています。
笑いが90%の講演になりそうなので、ぜひ皆さんお誘い合わせのうえご来場
なさって下さいね(詳しくは店内のチラシ・ポスターをご覧ください)。
==================================