よろず漢方薬局メールマガジン第462号

本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第462号」です。
よろしければご覧ください。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
　　　よろず漢方薬局メールマガジン（第462号 2017/8/30)
　　　　＝症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ＝　　　　
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
8月も残り2日となりました。まだまだ暑い日もありますが、空の雰囲気が少
しずつ秋めいている気がします。寒い冬が来ると、暑い夏が恋しくなるもの。
残りわずかとなってきた夏を楽しみましょう。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
よろず漢方薬局HPはこちら↓
http://yorozukanpo.com
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
○第462号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
——————————————————————–
[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★尿の色が濃い★
尿の色が濃い場合、中医学では身体に「熱」がこもっていると考えます。
この場合の「熱」は体温の数値だけで示されるわけではありません。たとえ
冷え症と自覚している方であっても「熱」がこもっているケースはあります。
「熱」の代表的な症状は、口の渇き、皮膚病、イライラ、のぼせなどです。
尿の色が濃く、これらの症状が気になっている方は、まず「熱」があると考
えられますので、ショウガ、とうがらし、ニンニクなど「熱」を生みやすい
食材は控え、野菜中心に、果物や、お豆腐などを摂るようにしてみましょう。
なお尿の色が毎日透明という方は「冷え」が体にある可能性が大です。
もちろん「熱」や「冷え」は日によっても変動します。尿の色をチェックし
て、体の状態を把握するためにも、ぜひ知識として覚えておきましょう。
…次号は「二日酔いしやすい」について説明をいたします。
——————————————————————–
[ミニ中医学知識]…中医学用語解説”「相使（そうし）」”
主薬の生薬に、ある薬物を配合すると、主薬の効能を強めることが出来る場
合があります。これを「相使」と呼びます。
たとえば、黄耆に茯苓を配合することで、黄耆の「気」を補う力、「水」を
除く力が強まるとされます。
——————————————————————–
[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●営業予定について●
今後8月、9月は通常営業となり、日月定休、10時から19時の営業です。なお
9月23日（土）は秋分の日で祝日ですが、通常営業です。
どうぞお気軽にご利用くださいませ。
●電子書籍「漢方で解き明かす　その症状の原因はこれだ」出版●
先日、電子書籍「漢方で解き明かす　その症状の原因はこれだ」を出版させ
て頂きました。このメールマガジンで書いてきた記事をまとめ、加筆修正し
たものです。値段は250円となっています。
電子書籍はまだなじみが薄い方が多いかと思いますが、よろしければ一度
ご覧くださいませ。

——————————————————————-
[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「体質は遺伝する？」
http://yorozukanpo.com/contents/kodomo/item002782.php
（8/17更新）
★ブログ
「大阪の曲松」
「遠志（おんじ）の物忘れの効能」
「基礎体温表をお使いくださいね」
「チャイナビュー225号」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/
——————————————————————–
[編集後記]
おかげさまで当店は来月3日、9周年を迎えることとなります。もう9年かあ、
という気持ちと、9年間でいろいろなことがあったなあという気持ちが、入り
混じっている感覚です。
ということで、来週から9周年感謝イベント行いますので、どうぞ楽しみに
お待ちくださいね。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝