笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

余命三か月のウソ

time 2013/11/15

最近近藤誠医師の主張が取り上げられるようになってきました。
1996年に「患者よ、がんと闘うな」という本を出されてから、かれこれ20年近くになりますが、近藤先生の考えがより固まってきているためかもしれませんし、時代が追い付いてきたという側面もあるのではないでしょうか。

その近藤誠先生の著書「余命三か月のウソ」という書籍を最近読みましたが、現代の医療の矛盾をしっかりと根拠を持って述べていて明快です。
一言でいうと「がんは放置すべし(悪性リンパ腫など一部のがんは除く)。元気で歩いて症状もない人が余命三か月であるはずがない。すべては余計ながん治療のせい。」という主張で、とても納得のいくものです。

私も医療を受けるときは自分自身でメリットデメリットを考えるべきと思っており、私ががんになっても手術はしない、抗がん剤は絶対に服用しないと決めています。

近藤先生の主張はとても説得力があることばかりなのですが、現代の医療を否定することにつながるので、がん治療の変化はすぐに期待できないでしょう。
ただこのように声高に主張してくれる先生がいることはとてもうれしく思いますし、すごいことですよね。

人それぞれいろいろな考え方があってよいとは思いますが、今の時代は3人に1人ががんで死ぬのですから、どんな方もぜひ読んでいただきたい一冊です。

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