笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

予防医療推進で医療費増大

time 2019/06/14

最近、医療経済学者が「予防医療を推進すると、医療費が増大する」と提唱しているという話を聞くようになりました。
普通は、病気の予防が進めば、医療費は減って、現在増え続けている社会保障費の負担軽減につながると考えますよね。
私も最初聞いたときには少しびっくりしましたが、しっかりと理論を読んでみて、確かにその通り、と思うようになりました。

要するに人は必ず死に、その前には病気になる、その際の医療費は変わらない。
予防が進歩するとそのかかる医療費が先送りされるだけで、むしろ予防医療にコストを割く分、医療費は増えるという理屈です。

このように聞くと予防医療は悪のようにとらえてしまうかたもいらっしゃるのかもしれません。
しかし、学者も「予防医療は人間社会にとってプラスであることは間違いない。しかしお金の面ではマイナス」という理論であることを理解してほしい、としています。

漢方薬は病気の予防効果があり、生活の質を向上させる力を持っています。
しかし漢方薬を服用することも確かにコストがかかります。
生活習慣改善や養生だけで何とかなればよいのですが、不健康になる要素が溢れている現代、そう簡単ではないというのが実際のところです。
とはいえ、お金には変えられないのが健康です。
おそらく多くの方が、病気を予防できて、健康でいられる時間が長くなれば、お金をかける価値があると考えていらっしゃるのではないでしょうか?

増加一途の社会保障費を減らすために、予防医療を推進するという考え方は間違っていることが分かりました。
しかし、予防医療は必要かつ大切なコストと考えてもいいのではと考えます。
今の医療には他のムダがたくさんありますので、そのムダを減らすことで社会保障の財政を保つための工夫をしてほしいと思います。

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