2024/04/19
本日配信しましたよろず漢方薬局メールマガジン第53号です。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第53号 2009/8/26)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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このメールマガジンは今号で53号となります。ということは、週刊ですから
発行から早1年が経ったことになりますね。創刊号から読んで頂いている方、
本当に1年間ご愛読ありがとうございました。
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○第53号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★歯が浮く★
歯が浮く、という感覚を感じたことはありますか?実は私も経験がないので
すが、漢方相談をしているとまれに聞くことがある症状の一つです。
それほど多く見られる症状ではないのですが、本人にとっては極めて気にな
る”違和感”となります。もちろん病院で訴えても対処の方法はなく、歯科
で検査を受けても大きな問題が見つかることは少ないでしょう。
よって、精神安定剤などが出されるケースが多いようです。
しかし「歯が浮く」という症状の訴えに対して、中医学ではそれを理論的に
説明して、対処するお薬もあるのです。もちろん特効薬とはいきませんが、
対処法があると言うだけで安心される方も多いようです。
歯の問題はすぐに命には関わりませんが、食事という生きていくために絶対
的に必要であり、楽しみである行為に大きな影響を及ぼします。漢方薬での
対処をぜひ考えてみて下さい。
…次号は「歯が浮く」症状について、さらに詳しい説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”桂皮”のお話
今回は生薬”桂皮(けいひ)”のお話です。”桂皮”ではピンとこない方も、
シナモンの仲間というと、何となくイメージがわくと思います。
“桂皮”は正式には”肉桂(にくけい)”と呼ばれ、”桂枝(けいし)”と
区別します。”肉桂”は樹皮で、”桂枝”は枝を使用した生薬で、薬効も異
なると考えるのが中医学です。
“桂皮”は体を強く温める作用を持つため、冷え症の方などに使う生薬とな
ります。八味地黄丸が桂皮の配合されている代表的な漢方薬です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
先日も触れましたが、来月の3日によろず漢方薬局はオープン1周年を迎えま
す。日頃のご愛顧に感謝して、来週からは1周年記念イベントを行います。
9/1(火)から9/10(木)まで行う大抽選会を筆頭に、楽しくお得な内容と
なっていますので、ぜひ店頭まで足をお運びくださいね。
なお詳しいイベントの内容については、当店の会員登録がお済みの方にはダ
イレクトメールでご案内します。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「慢性膵炎と漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000394.php
★ブログ
「夏休みは滋賀県に行ってきました」
「静岡中医薬研究会」
「新型インフルエンザ対策」
「富士山に登ってきました」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
4歳の上の子が先週1週間、富山の義父と義母の家で過ごしました。沼津の私
の母の家でお泊りは何度かしたことがありましたが、これだけ長い期間は初
めて。少し心配でしたが、おじいちゃんおばあちゃんにとっても可愛がられ
て、たくさんおもちゃを買ってもらい、幸せな日々を送ってきたようです。
それでもやはりお父さんとお母さんに会えなくて寂しかったようで、帰って
来て久しぶりに会った時には私に抱きついてきました。とはいえ、段々と成
長し、たくましくなっていることを実感した1週間となりました。
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