2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第123号」です。
よろしければご覧ください。
なおメルマガ読者限定サービスに関しては伏せて載せてあります。ご了承ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第123号 2011/1/5)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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皆さま、明けましておめでとうございます。今年も1年間どうぞよろしくお願
い致します。
漢方の概念を使い、皆さまが健やかな1年を過ごされることを祈念いたします。
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○第123号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★赤ら顔★
以前に説明をしました「あがり症」にも通じるところがある「赤ら顔」。し
かし、「あがり症」は一時的な症状ですが、ずっと変化なく顔が赤い場合、
特に女性においては気になる症状となります。お化粧で隠す方が多いのです
が、やはりどちらかと言えば白く透き通った肌の色が理想と思います。
「赤ら顔」は女性だけでなく男性にとっても気になる症状となります。また、
どちらかと言えば女性より男性に多いとも言えます。
基本的に「赤ら顔」の方は、元気で活動的である傾向が強いと思いますが、
バランスが偏っている可能性が高いでしょう。イライラしやすかったり、鼻
血が出やすく、皮膚炎が起きやすいなどの症状が伴う場合にはさらに注意が
必要です。バランスの偏りは病気につながる可能性もあるので、出来るだけ
早めに対処した方が良いのです。
…次号は「赤ら顔」症状について、さらに詳しく説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”大柴胡湯(だいさいことう)”のお話
「大柴胡湯」は、傷寒論に記載されている方剤で、”清熱薬”に分類される
ことが多い処方です。柴胡、オウゴン、白芍、半夏、生姜、枳実、大黄、大
棗から成り、柴胡がポイントで主薬となります。基本的には”実熱”と呼ば
れる体の中の余分な”熱”を取り去るための内容となっています。
注意点としては瀉下薬の大黄が入っているため、下痢がある方には慎重に使
わなければなりません(しかし下痢でも使われることがあります)。お腹や
胸の張りなど、いわゆる「気滞」症状に主に使用されますが、中国では肝炎
や膵炎などにも応用されることがある処方です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
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[よろず漢方HP更新情報]
★ブログ
「明けましておめでとうございます」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
お正月と言うと”目標を立てる”というイメージがありますね。ただ私は1日
1日を大切に過ごすことが大事だと思っていますので、今年も明確に決めたこ
とはありません。敢えてあげれば、今年もメルマガとHP、薬局新聞の発行を
欠かさずに続けていきたいと思っています。
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よろず漢方薬局メールマガジン
=症漢論【症状から漢方を考える】のススメ=
☆発行責任者 萬代 誓
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