2024/04/19
本日発行された「よろず漢方薬局メールマガジン第130号」です。
よろしければご覧ください。
なおメルマガ読者限定企画についての記事は伏せてあります。ご了承ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第130号 2011/2/23)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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ブログにも書きましたが、今日2月23日は富士山の日です!各地で様々なイ
ベントが開かれているようですね。主役の富士山は今日もでーんと構えて、
雄大な姿を見せています。富士山は最近はパワースポットとしても注目され
ているようですね。
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○第130号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★驚きやすい★
中医学で「驚きやすい」原因を探る場合、「心」の問題をまず第一に考える
ことになります。「心」には、人それぞれの「神」があるとされますが、そ
の部分が”不安定”であると、落ち着きのなさやびくびくとした状態を生み
だしてしまいます。対応力が不足しているため、不意な出来事で驚いたり恐
怖を感じたり、弱気になったりします。
この「心」のバランスの乱れは、過度なストレスなどから引き起こされます
が、生まれ持った体質的な問題であるケースも多いでしょう。その場合には
生活養生などでの対処が難しいため、積極的に漢方薬を使っても良いと思い
ます。
細かな体質判断が重要ですが、「天王補心丹」や「帰脾湯」などを服用する
と「心」がどっしりしてくるはずです。
非常に驚いた時に「寿命が縮まる」と言いますが、あながち嘘でもありませ
ん。やはり驚くことが多いと体には負担がかかります。少しのことでは動じ
ない体作りは、長生きにもつながるのです。
…次号は「寝相が悪い」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”温経湯(うんけいとう)”のお話
「温経湯」は、その名の通り”経(血脈)”を温める作用を持つ処方です。
呉茱萸、生姜、当帰、桂枝、人参など温める作用を持つ生薬が多く配合され
ており、また婦人科系に良い生薬も含まれていることから、病院でも不妊症
や冷え性、生理痛などに用いられているようです。
血行を良くする作用や補血作用も併せ持ちますが、作用が多岐にわたるため、
逆に強調点の少ないところがウィークポイントとも言えるかも知れません。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「子供の鼻血」
http://yorozukanpo.com/contents/kodomo/item000867.php
★ブログ
「明日は富士山の日」
「花粉症の季節」
「チャイナビュー147号」
「長泉エステサロンビューティーチェリー」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
あっという間に2月ももうすぐ終わりですね。来月は年度末で忙しくなる方も
多いのではないでしょうか。忙しくなるとどうしても体調管理がおろそかに
なってしまいがちですが、そんな時こそ体のケアがもっとも必要になります。
漢方薬をあらかじめ用意して、忙しい時期を乗り切って下さいね。
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