中国の大気汚染

ここ数日、中国の大気汚染がニュースとなっています。
北京がひどいようで、昼でも暗いとのことですから、深刻です。

この汚染が日本に影響を及ぼすことも懸念されています。

こういったニュースを聞くと「中国、いい加減にしろよ」と思う方もいるのではないでしょうか。
確かに「とばっちり」と言えなくもありませんが、日本も40年ほど昔は公害問題が起こっていました。
当時の日本と同じような経済発展をとげている今の中国も、同じ問題に悩まされているわけです。
自分たちもやってきたことですし、大きな声で非難は出来ませんよね。

公害が起きて嬉しい国家はないと思います。
今回も中国政府は工場を緊急停止する措置などを取っているようですが、公害の痛い経験のある日本は積極的に手を差し伸べるべきと感じます。
今の日本の経済にとって中国は無くてはならないパートナーですし、それに公害対策もビジネスになるのではないでしょうか（というかチャンスのような気も）。

個人的には漢方薬の原料の生薬のことが気になります。
産地は田舎で直接の被害は無いとは思いますが、長期に続くとなると心配ですよね。

そしてやはり中国に住んでいる方の健康状態も「大丈夫なのかな」と。
原発についてもそうですが、エネルギー問題は画期的な発明がなされることを願って止みません。