2024/10/01
昨日の夜、三島中医学研究会による、菅沼栄先生による熱中症に関しての勉強会があり、聴講してきました。
新聞の投稿欄にも先日ご主人が熱中症になったという実体験が出ていましたが、「自分は大丈夫」と思っていても、意外に起きやすいのが熱中症です。
気温だけでなく、湿度が高いという環境面のほか、疲労があったり水分量が不足していたりという人間側の条件も合わさると、発症の可能性が高まります。
これは中医学でもよく言われている部分であり、「暑湿」という外部からの邪気の問題だけでなく、「気」や「津液不足」という内面的な問題のケアも考えなければなりません。
また熱中症とまでいかなくとも、微熱が続いたり、汗が異常に出るなどという状態は、熱中症の初期段階とも言えます。
そのような症状がある方は、中医学の理論に従って対処して頂くと症状が緩和し、熱中症の予防になります。
この先一か月は気温が高くならないという予報も出ていましたが、これからが夏本番ですから、どうぞ体調管理にはお気を付け下さいね。