2024/04/19
今月のチャイナビューが届きました。
216号です。
今月の表紙は鮮やかな白で目を引きます。
この表紙はスワトウ刺繍のレースとのこと。
19世紀末のヨーロッパ社交界で淑女に欠かせない持ち物がスワトウ刺繍のハンカチだったそうです。
広東省に汕頭(スワトウ)という街があり、ここがスワトウ刺繍の発祥の地とのことですが、なんと人口500万人。
これほど大きな街の名前も、刺繍のことも全く知らないという私自身の不勉強さにはちょっとショックを受けました。
この伝統あるスワトウ刺繍も、制作者の高齢化が問題になっているとのこと。
日本の伝統工芸もまた然りですが、人間と言うのは新しいものを求める傾向があるので、継承というのは世界のどこでも簡単ではないことなのかもしれません。
次に中国的な生活のコーナーではりんごが紹介されています。
最近クリスマスイブにりんごを贈る習慣があるとのこと。
りんごの生産量は中国が世界一だそうです。
最後に菅沼栄先生の「漢方の知恵袋」のコーナーは「かぜ」について。
主にかぜの予防について書かれています。
これからかぜの本格的なシーズンを迎えます。
毎年冬にかぜをひくという方は、必見の内容ですよ。
今月のチャイナビューもぜひ手に取ってお楽しみくださいね。