三島中医学勉強会にて温病学説を学ぶ

昨日の夜、WEBにて行われた三島中医学勉強会に参加しました。
今回のテーマは「温病学」について。
「温病」とは、体を過度に温める病気のことで、一般的には急性発熱を伴う感染症を指します。

新型コロナウイルス感染症も、「温病」の一つであるように感じられます。
初期は強い寒気を伴うこともあるようですが、その後は発熱やノドの痛みなど、「温病」に特徴的な症状が現れます。
その「温病」に対して、人類は長い期間苦しめられ、それに対抗する手段を磨いてきました。
今回の講義では、その「温病」をどう考えて、どのように対処していくかをおさらいしました。

いつもながら菅沼栄先生の講義は充実していて、多くの学びがありました。
地球温暖化が言われる昨今、「温病学」はさらに必要性が高まるようにも思われます。
もちろん、今までの理論から少し外れるような現象もみられるかもしれませんが、それに柔軟に対応できるのが中医学です。
常に情報をアップデートして、これからもさらに知識を深めていきたいと考えています。