2024/04/19
本日配信いたしました、よろず漢方薬局メールマガジンです。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン（第10号 2008/10/22)
＝研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り＝
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来年のカレンダーを見かけるようになりました。今年も残り2か月。今から
身体を労わって良い年を迎えたいものですね。
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○第10号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
このまま研究職を続けて良いのか悩み始めた私のところに、父急病の連絡。
医師からは人工呼吸器の装着を相談されます。
≪以下本文です≫
父を苦しみから解放するには、人工呼吸器しか方法がない状態でした。しか
し、呼吸器をつければ話すことが出来ず、麻酔下で全身管理をすることとな
ります。母、弟とも相談しましたが、父があまりにも苦しんでいるので選択
の余地はないように感じました。父曰く「急な上り坂を自転車で休む間もな
くこいでいる感じ」。父は、がっしりとした体格で、ちょっとやそっとじゃ
弱音を吐かない性格でした。その父が「ものすごくつらい」ということを暗
示した言葉を発したのであれば、人工呼吸器も致し方なかったのです。
もちろんその時には回復してくれることを信じていたので、一時的な呼吸器
装着であると考えていました。また、万一の時にも、いざとなればはずすこ
とは出来るのではないか、とも考えていました。
いよいよ呼吸器を装着する段階で、父にかけた言葉を今でも覚えています。
「一時だけ、機械のお世話になろう。必ず良くなるから」と。そして、父
がうんうんと頷いていたのを思い出します。
しかし、そのやり取りが父との最後の会話になってしまいました。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”血”のお話
このコーナーでは、中医学（中国の漢方）による、ちょっとした生活のワン
ポイントをお話していきます。
中医学で体を構成する成分は”気血水”ですが、その中の”血”は普段我々
が使う”血液”とほぼ同義の意味を持っています。ただ、その意味するとこ
ろはもう少し広く、「血管」系なども含みます。
また”血”は精神活動とも関係します。よって”血”不足は、不眠や精神不
安を引き起こすとされるのです。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
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[編集後記]
先日久しぶりにテニスをしました。秋晴れの中、体を動かし、体がすっきり
としました。
でもその次の日は体に違和感が…運動不足を痛感することとなりました。
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