2024/04/19
日曜日、冠元顆粒に関するシンポジウムに出席するため、東京の銀座まで行ってきました。冠元顆粒は発売から18年経ちますが、その効果を実証するための研究や作用機序を解明するための研究などが様々行われています。今回は福岡大学薬学部の藤原道弘教授により、「認知症」マウスを使った、冠元顆粒の予防効果に関する実験の発表が主な内容でした。
結論からいえば「認知症」の予防に冠元顆粒が有効である、ということなのですが、なぜそのような結果になるのかという理由(エビデンスと言います)が科学的見解から明確に示されておりました。
それにしても、実験結果などを見るとなんか心がウキウキします。なんだかんだいって私は実験好きなので、興味がわくのですよね。数字などによる”証明”が漢方にも必要な時代ですから、このような研究がどんどん進み、それをきっかけとして漢方を理解してくれる人がもっと多くなってくれると良いと思っています。