三島中医学勉強会で「水」の講義

昨日の夜、三島市の市民文化会館で行われた三島中医学勉強会の講義を受けてきました。

講師はいつも通りの菅沼栄先生。そしていつも通りの中身の濃い、最初から最後までしゃべり通しの授業でした。

「水」については、「気血水」の三大要素の中でもっとも軽視されがちですが、その異常が症状として現れやすいと感じます。

「水」の過剰が生み出す症状としては、むくみ、鼻水などの他、めまい、胃痛などとも関係していることがあります。逆に「水」の不足は、ドライアイや口の乾燥などといった症状に発展します。

どちらかというと命に関わるような病気になることが少ない「水」の異常ですが、そのような時こそ漢方が役に立つ場面も多いと言えるでしょう。