逍遥の杜のコースター

私の娘が通う沼津東高校の「逍遥の杜」に植えてあった樹木から作られたコースターを、娘が記念品としてもらってきました。

「逍遥の杜」は、私が通っていたときには、庭園のような雰囲気があり、そこでお弁当を食べている人がいました。
私は縁が無かったですが、カップルが憩う場所にもなっていたようですよ。

その「逍遥の杜」は、区画整理事業で、周りの道路がかさ上げされるため、一度樹木を伐採してかさ上げすることになったようです。
現在、旧「逍遥の杜」はすでに樹木の伐採は終わり、土が盛られただけの少し寂しい風景になっています。

ちなみに「逍遥」とは、「気ままに歩き回ること」です。
散歩に近い意味ですね。
坪内逍遥さんが有名ですね。

漢方薬にも「逍遥散」という処方があります。
有名な「加味逍遥散」は、その派生処方です。
「逍遥」の自由に動き回る、というニュアンスから、「逍遥散」も体の中の流れを良くする作用をもつ散剤という意味になります。

ところで「逍遥」は今の字体であって、昔は「逍遙」と書いていたとのこと。
当店で扱っている「逍遙顆粒」「加味逍遙散」は「遙」となっています。

春は「逍遥顆粒」がピッタリ合う季節です。
季節目の変わり目は自律神経系が乱れやすい方、どうぞご活用くださいね。