笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

春の漢方

time 2023/02/25

暦の上では春となって早くも3週間、来週の金曜日はひな祭りですね。
段々と日が長くまぶしくなり、花粉の飛散も増え、一歩ずつ本格的な春が近づいてきているように感じます。

その春の漢方と言えば「逍遥顆粒」。
「逍遥」とは「散歩のように、気持ちよく巡る」こと。
すなわち「気」を巡らせてくれる処方です。
よって、春に起きやすい「気」の停滞症状であるイライラ、のぼせなどの症状にピッタリとなります。

さらには「杞菊地黄丸」も春の漢方と言えるかもしれません。
「杞菊地黄丸」には「肝」に作用する「枸杞子」「菊花」が含まれます。
「春」は「肝」の季節であるため、「肝」の処方が合うのです。
特に、目の疲れなどが春に気になる方におすすめとなります。
ちなみに「枸杞子」単独で使うのもアリですね。

最後にもう一つ春の漢方を挙げれば「婦宝当帰膠」でしょうか。
前述した春の臓である「肝」の栄養分は「血」であり、その「血」を補う漢方薬「婦宝当帰膠」は「肝」のケアに必要なのです。

もちろん春だから、どなたもこれらを服用すべき、とは言えません。
体質・症状に合わせて漢方を服用して、春の不調に早めに備えてみて下さいね。

down

コメントする




今日の富士山

過去記事