2024/04/19
昨日の夜、裾野市の福祉保健会館で開催された遺体検案研修に参加しました。
裾野市では、大地震により最大で10名の死者が予想されているとのこと、その際には市で定められた遺体措置計画に沿って、福祉保健会館で遺体検案を行う予定です。
研修では、受付から遺体安置場所までの流れを確認しました。
正直、発災時も、薬剤師である私が遺体検案について行うことは無いように思いますが、行政としては、医療機関とともに、検案についての想定をしておくことも大切なのでしょう。
私は初めて警察による検視や検案のデモを見ましたが、東日本大震災などにように多数の死者があった場合は本当に大変だろうな、と感じました。
正直まずは助けられる命からであり、医師をはじめ医療関係者は最初の数日はそちらに回ります。
よって、検案は後回しになることは仕方が無いのですが、目の前の亡きがらを数日間どうすることも出来ない残された家族はいたたまれないだろうな、と感じました。