三島中医学勉強会にて花粉症について学ぶ

一昨日の夜、三島中医学勉強会があり、「春の中医学」というテーマで、特に花粉症について学びました。
花粉症は多くの方を悩ます症状であり、抗アレルギー薬で対処されている方は多いと思います。
しかし、抗アレルギー薬は、眠くなる、だるくなる、口が乾くなどの副作用が顕著に出る方がいらっしゃいます。
また抗アレルギー薬があまり効かないという話も良く聞きます。
もちろん、抗アレルギー薬で副作用もなく上手くいっている方はそれで良いのかもしれませんが、そうではない場合は漢方薬での対処をぜひご検討ください。

ちなみに今回の講義では花粉症のタイプは、風寒、風熱、寒飲、寒湿、湿熱に分けられていました。
さらには、花粉症を引き起こす根本原因として、肺虚、脾虚、腎虚も挙げられています。
これらのタイプ別対策の処方としては15種類紹介されました。
花粉症対策の漢方薬としては「小青竜湯」が有名ですが、それだけではない点をぜひご理解いただき、ご自身の症状、体質に合った漢方薬を服用くださいね。