皮膚病ＩＰ講座にて慢性湿疹・薬疹の勉強

昨日の夜は、皮膚病のＩＰ講座を受講しました。
今回は便秘になると悪化する慢性湿疹の方と、ワクチン接種により薬疹が出てしまった方の症例。
全国の先生方の質問も鋭くて、とても勉強になりました。

皮膚病はとにかく繰り返しやすいのが厄介です。
生活習慣、特に食生活の改善が大事とされますが、気を付けていても出てしまう方も多いように感じます。
漢方薬を数か月使うと良くなる方がとても多いのですが、再発してしまう方もまた多いのが現状です。
根本的な体質改善というのは時間がかかるため、楽しく無理なく取り組めることが肝心のように思っています。

しかし、場合によっては多少辛くとも我慢していくことも必要なケースもあるようにも感じます。
私は相談を受けても生活面を強く指導するということはないのですが、講義を受けていると「もっとがんばってもらった方がお客様のためになるのかなあ」と考える時もあります。
それもケースバイケースですよね。
いろいろな状況を考えつつ、今後の相談にあたりたいと思った昨晩の講義でした。