三島中医学勉強会で「腎」について学ぶ

昨日の夜は、三島中医学勉強会のZOOM講義があり、「腎」について菅沼栄先生から学びました。

「腎」の基本概念は基礎的な部分ではあるのですが、そこからたくさんの応用的な話が出てくる菅沼先生の講義は本当に勉強になります。
なんでもそうですが、基礎が大事なのですよね。
勉強もスポーツも難しい問題に直面したら、まず基本を思い出すことに尽きます。

さて中医学で「腎」は生命力と関係している臓であるため、その消耗は老化に伴う症状を引き起こします。
逆を言えば、いつまでも若々しくいたいと思えば、「腎」を大切にすることです。
そして病院で「年ですから」と言われても、漢方的な対策はあるということを知って頂ければと思います。
また、頻尿や尿漏れなど腎臓と関係のありそうな症状だけでなく、むくみ、冷え、口渇、ドライアイ、慢性の咳なども「腎」の消耗が原因の場合があります。
加えて、腎臓の数値が悪い場合も漢方薬が有効となるデータも出ています。
このような場合は、ぜひ、漢方を用いての「腎」ケアを検討して下さいね。