2024/04/19
昨日の夜は三島中医学勉強会がありました。
テーマはしもやけ。
昔より減ったのかもしれませんが、それでも今でも辛い症状に悩む方が多い病気の一つです。
しもやけの対処は基本的には温めることが大切ですが、それでも患部は炎症ですから、急性期は慎重に温める漢方を使う必要があり、炎症を鎮める冷やすお薬も少し配合するという妙も必要です。
今回も15種類ほどの処方が紹介されました。
なお、しもやけが発生する要因は、気血の消耗であることがほとんどです。
根本的なしもやけ対策には、気血の充実を目指すことが重要であると再認識しました。
また講義ではちょっと変わったしもやけ対処方法として、ナスの根、茎を煎じた液に患部を浸けて洗う方法が紹介されました。
聞いたことがなかったのでビックリで、試してみたい気がしましたが、ナスの根はなかなか手に入らないですよね…
自宅でナスを栽培していてしもやけに悩んでいる方に限られそうですが、豆知識として覚えておきたいと思います。
